2018/04/26

ロースター異動まとめ(2018年4月)

4/2 Matt WietersがDL入り、Pedro Severinoがメジャーへ
4/7 Miguel Monteroが出産立会休暇、Jhonatan SolanoとMatt Reynoldsがメジャー昇格、Enny RomeroをDFA
4/10 Monteroが出産立会休暇から復帰, SolanoがDL入り
4/11 Adam EatonがDL入り, Matt WietersがDLから復帰, Moises Sierraがメジャーへ, MonteroをDFA
4/16 Jeremy Hellicksonがメジャーへ, Trevor GottをAAAへオプション
4/18 Brian GoodwinがDL入り, Andrew Stevensonがメジャー昇格
4/20 A.J. ColeをDFA, Carlos Torresがメジャーへ
4/21 Matt GraceがDL入り, Trevor Gottがメジャー復帰
4/22 Anthony RendonがDL入り, Austin Adamsがメジャーへ
4/24 Shawn KelleyがDL入り, Matt ReynoldsをAAAにオプション, Rafael BautistaとAdrian Sanchezがメジャー昇格

● Matt WietersがDL入り、Pedro Severinoがメジャーへ
開幕から2試合に先発マスクを被ったMatt Wietersでしたが、ここに来て左脇腹痛でDL入りとなりました。スプリングトレーニングの最終盤で痛めていたそうです。せっかくいい感じでスプリングトレーニングを送り、期待を高めていたのに残念。

代わって、Pedro Severinoがメジャー昇格。早速2日のブレーブス戦で先発マスクを被り、5打席に立って2安打2四球1死球と全て出塁。試合後、首脳陣からはリード面でも高い評価を受けていました。Wietersが復帰してくればマイナーに戻される予定ですが、それまでの間に少しでもアピールできるといいですね。

● Miguel Monteroが出産立会休暇、Jhonatan SolanoとMatt Reynoldsがメジャー昇格、Enny RomeroをDFA
捕手のMiguel Monteroが出産に立ち会うためチームを離れることになりました。自動的にPedro Severinoが当面の正捕手となり、控え捕手としてJhonatan Solanoが呼ばれました。メジャー昇格はマーリンズでの2015年以来。ナショナルズでは2013年以来という超久しぶりの昇格。頑張ってきてよかったね、と言ってあげたいです。

そのSolanoを40人ロースターに入れるため、Enny RomeroをDFAとしました。2017年2月にトレードで獲得し、昨シーズンは53試合で防御率3.56とブルペン左腕として貢献しましたが、今季はスプリングトレーニングから打ち込まれ、開幕後も2試合続けて失点。オプション切れのおかげでメジャーにいましたが、ここで見切られました。左腕からの90マイル台後半の速球は魅力でしたが、最後まで制球力に難がありました。
⇒ パイレーツにウェイバーでクレームされて移籍。

空いた25人ロースターを埋める形でMatt Reynoldsがメジャーに上がってきました。いいスプリングトレーニングを送り、開幕メジャーでも不思議はなかったのですが、オプションを残していたことからひとまずマイナーに送られていました。今回の一連の動きでブルペン7人控え野手5人の基本形となりましたから、当面はメジャーでユーティリティとして貢献することになるはずです。

● Monteroが出産立会休暇から復帰, SolanoがDL入り
夫人の出産に立ち会うため戦列を離れていたMonteroが復帰し、(出番が一度もないまま)Solanoが右ひじ痛を理由としてDL入りしました。Solanoにオプションが残っていないのでこの方法が取られたものと思われます。

Monteroは男の子が生まれたとのことで、さあ!という気持ちだったでしょうが・・・。

● Adam EatonがDL入り, Matt WietersがDLから復帰, Moises Sierraがメジャーへ, MonteroをDFA
4月11日の試合の前に慌ただしく動きがありました。まず、5日の試合で左足首を痛めていたAdam EatonがDL入り。軽傷と思われ、7,8日の試合には出場しましたが、やはりDL入りが必要になりました。せっかくいいスタートを切っていただけに惜しまれます。一方で、4月2日からDL入りしていたMatt Wietersが復帰。前日にPotomac Nationals(A+)の試合にリハビリ出場し、問題ないことを確認しての復帰です。

で、この2人の動きにより外野手が1人少なくなってしまった一方で捕手が3人となったことを踏まえ、外野手のMoises SierraをAAAから昇格させ、Miguel MonteroをDFAしました。

Sierraは、スプリングトレーニングに招待選手として参加(2月26日の記事参照)し、53打席で2本塁打を含む.321/.383/.491と打って首脳陣の評価を高め、開幕後もSyracuse(AAA)で4試合16打席で.333/.500/.333と好調を維持。今回の昇格を実力で勝ち取りました。もっとも、本来ならトッププロスペクトのVictor Roblesが呼ばれるべきところでしたが、前日10日の試合でダイビングキャッチを失敗し、左ひじを痛めてDL入りしていたということで、Sierraとしては運も良かったといえるでしょう。

Monteroは前日に出産立会休暇から復帰したばかりでの残念な展開となってしまいました。スプリングトレーニングで2番手捕手の座をつかみ開幕を迎えましたが、開幕後は4試合でマスクをかぶりながら13打席でノーヒット。WietersのDL入りに伴って昇格してきたPedro Severinoが好守で圧倒し、あっさりと逆転されてしまいました。チャンスは与えてもらったわけなので仕方ないと本人も思っていることでしょう。


● Jeremy Hellicksonがメジャーへ, Trevor GottをAAAへオプション
16日のメッツ戦の先発としてJeremy Hellicksonがメジャーに昇格してきました。3月16日にマイナー契約を結んだ後、フロリダのキャンプ地でマイナーリーガー相手に投げ込んで調整を続けてきましたが、傘下のマイナーリーグでの登板はせず、実戦という意味ではぶっつけ本番になります。

16日はローテーション通りなら5番手のA.J. Coleの番でしたが、前回はまずまずだったとはいえ、1試合目の内容があまりにもひどかったことで失った信頼は取り戻せませんでした。Monteroについても書きましたが、チャンスは与えられたので仕方ないと本人も割り切っていることでしょう。しかし、このまま諦めてほしくはありません。ブルペンで、そしていずれ必要となるであろうスポットスタートでしっかり投げて、また信頼を取り戻してくれることを期待しています。

オプションが残っていたTrevor GottをAAAに送って25人枠を空けました。敗戦処理を中心に5試合に登板し、防御率は5.40ですが、内容はまずまずという感じでしたので、また必要になれば呼ばれることでしょう。


● Brian Goodwin DL入り, Andrew Stevenson メジャー昇格 
Brian Goodwinが左腕の痛みのためDL入り。軽症と思われますが、なかなか完全に痛みが引かないことに加え、Anthony Rendonが自打球を当てた左足親指の痛みで数日は出場できない見通しとなったことも、要因になったと思われます。

代わってAndrew Stevensonがメジャーに昇格。AAAでの打撃成績はぱっとしませんが、気分一新で意外と打てるかもと期待。代走、守備固めといった役割は十分こなしてくれることでしょう。


● A.J. ColeをDFA, Carlos Torresがメジャーへ
A.J. ColeがDFAされたという非常に残念なお知らせが入ってきました。先発5番手として開幕したものの2試合で失格となり、ブルペンに回っても2試合連続で失点。当ブログで2013年から始めたProspect Profileシリーズの記念すべき第1号だったこともあり、長く応援してきましたが・・・とうとうこの日を迎えてしまいました。(4月24日追記:ヤンキースに金銭トレードとなりました)

A.J. Cole (2015-2018 for Nationals)
26G(19GS) 5W8L 110.0IP 48BB 102K 5.32/1.51 

最後に一つだけ書き加えるとすると、同じ2010年ドラフトでColeと同じく高卒で入団した投手との比較(ちなみに1順目で入団した年下の野手が1人いましたが形の上ではジュニア・カレッジ出身)。それは12順目で入団したRobbie Ray2013年の冬にDoug Fisterとのトレードで3人のうちの1人として放出。当時の評価はColeのほうがはるかに上だったので、もし放出したのがColeだったらとは思えませんが、それから4年、惜しいことをしたという思いが残ります。

さて、ColeをDFAして空けた枠に、Syracuse(AAA)からベテランのブルペン右腕Carlos Toressを引き上げました。メジャー通算8シーズンで348試合に登板経験のある35歳。昨シーズンは、ブリューワーズで77試合に投げて防御率4.21。この春はスプリングトレーニングに招待されることもなくナショナルズとマイナー契約を結び、開幕から4試合に登板し無失点でした。安定感はありますね。


● Matt GraceがDL入り, Trevor Gottがメジャー復帰
20日の試合で登板し、途中で左足の付け根に違和感を覚えたというMatt GraceがDL入り。どの程度の症状かはわかりません。

代わって先日AAAにオプションされたばかりのTrevor Gottがメジャー復帰。予想より早かったですね。


● Anthony RendonがDL入り, Austin Adamsがメジャーへ
13日の試合で自打球を当てて欠場を続けていたAnthony RendonがとうとうDL入りとなりました。軽傷との診断でずっと先送りしていましたが、いつまで経っても完治しないこと、ブルペンの疲労がたまっていること(Ryan Madsonはあの3連投の後、投げられない状態が続いているそうです)から今回の処置となった模様。実際、いつ復帰できるのか分かりませんが、ルール上早くても1週間後の復帰となります。この間、実質的に使えない選手を1人置いておいたことは、いろいろな意味でベンチ・フロントの罪は重いと思います。

で、上がってきたのはAustin Adams。開幕からAAAで5試合無失点と結果を残しての昇格。自信を持って投げれば結果は付いてくるはず。


● Shawn KelleyがDL入り, Matt ReynoldsをAAAにオプション, Rafael BautistaとAdrian Sanchezがメジャー昇格 

23日の試合で出てきて初球をホームランされ、次の打者の打席途中でトレーナーに付き添われて退場したShawn Kelleyが案の定DL入りとなりました。昨年からずっと右ヒジに爆弾を抱えたままだましだまし投げてきましたが、速球がフラットでとにかく被本塁打率があまりに高く、全く安心感がなかったのは事実。とりあえず右ヒジの痛みが引き次第投球を再開するようですが、これはもうだめかもという声が広がっています。

また、主に代打、守備交代で起用されていたMatt ReynoldsをAAAにオプションし、これで空いた2枠を使ってRafael BautistaAdrian Sanchezの2人を昇格させました(2人は昨年メジャーデビュー済み)。Reynoldsは13打席に立って1シングル1四球という残念な成績ですが、先発出場は1試合だけで後は全て代打とほとんど機会を与えられなかった結果であり、これで判断するのは酷かなとも思います。が、元気のない打線にマイナーで好調の2人を加えるという判断をしたことは思い切った采配と評価します。BautistaはAAで開幕したもののリーグの週間MVPを獲得するほど打ちまくり、AAAに昇格後も4割を越える打率で好調を維持し、元々守備で評価されているSanchezもAAAで.286/349/.411と打っています。この2人だけでどうにかなるとも思いませんが、せっかく引き上げたんだから、サードやレフトで先発させてもいいと思います。

しかし、これだけロースターの動きの多い4月もなかなかありません。チーム状態の悪さを表しているんでしょうね。

0 件のコメント: