2017/10/02

10/1 レギュラーシーズン終了

L8-11 Pirates (Season 97-65)
Gio(L15-9) 4.1IP 6ER 7H 3BB 7K
Roark 1.0IP 2ER 3H 1BB 2K
Rendon 1/3 HR(25) R 3RBI
Taylor 1/3 HR(19) BB R RBI
Turner 2/5 BB double R
Harper 2/4 BB 2R
Murphy 2/3 R
Werth 1/4 double BB RBI

本拠地で迎えた完全消化試合のレギュラーシーズン最終戦。試合の中盤以降、レギュラー野手が守備についたところで交代を告げられ、ファンのスタンディングオベーションに送られてベンチに戻るという儀式が、順次、行われました。

4回表はまずRyan Zimmerman。今日の第一打席では凡退しましたが、シーズン成績は打率.303、36本塁打、108打点。ナショナルズ史上初の3割30本100打点を達成した選手となりました。ここ数年は低迷が続いていましたが、Face of Franchiseとして完全復活。長年のファンとしては本当にうれしいシーズンになりました。

5回表はAnthony Rendon。この日の初回第一打席で25号3ランを放ち、見事、ちょうど100打点に到達。打率も.301と3割をクリア。いずれも自己ベストを更新。Fangraphsの総合統計「WAR」では、ナ・リーグ選手で堂々のトップ。MVP投票でもかなりの得票が期待されます。

6回表はDaniel Murphy。この日も2安打を放ち打率はチームトップの.322。昨年に続きナ・リーグ2位。1位が昨年同様にロッキーズの選手なのは、何とも言えない気持ちになります。

8回表はBryce Harper。なかなか調子が上がらないと心配していましたが、この日は2安打。盗塁も決め、7回裏にはAlejandro De Azaの二塁打で一塁から一気にホームまで(ヘルメットを飛ばしながら)激走したところを見ると、足も大丈夫な様子。復帰後はホームランこそありませんでしたが、調整としては間に合ったはず。ポストシーズンでの爆発を期待しましょう。

そして9回表、最後に、最大のスタンディングオベーションとともに交代したのがJayson Werthでした。故障での長期離脱もあり、シーズン成績は打率2割ちょっと残念なものに終わりましたが、2ケタ10本塁打を記録。この日は3回裏にタイムリーツーベースを打ち、最後の打席となった8回裏にもあわやという大きなセンターフライでファンを盛り上げました。2010年オフに契約を結んだ当初の想定をはるかに上回る最終7年目のシーズンとなりました。

しかし、まだ終わったわけではありません。ポストシーズンでも打って打って打ちまくってくれることを期待しています。

で、そのポストシーズンに向けてやや不安を残したのが投手陣。先発のGio Gonzalezは初回にコントロールが定まらず、押し出し死球を含め打者一巡で5失点。2,3,4回はゼロを並べましたが、5回にまたもつかまり1点を失い、なお1死1,2塁のピンチで降板。後を受けたJoe Blantonが併殺で切り抜けてくれたことで、なんとか、シーズン防御率2点台を保ちました(2.98)。シーズン通じて好投してきましたが、ここ2試合はコントロールが定まらない状態。発熱していたと試合後に明らかになりましたが、不安は残ります。

さらに6回表に調整登板としてマウンドに上がったTanner Roarkも、先頭から四球、ダブル、シングルと打ち込まれ、なんとかイニングを投げ切ったという感じでした。こちらも制球の甘さが気になります。前日にハムストリングを痛めて途中降板したMax Scherzerも含め、先発4人のうち万全なのはStephen Strasburgという状態。1週間でコンディションをしっかり整えてくれることを祈りましょう。

ともかくも97勝でレギュラーシーズンを終了し、いよいよ舞台はポストシーズンです。まずはNLDS。前年のワールドシリーズチャンピオンのカブスですから、相手にとって不足なし。第1戦は日本時間では7日、土曜日の朝です。

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