2017/06/18

6/17 Enny Romeroが救世主となるか

W7-4@NYM (Season 42-26)
Strasburg(W8-2) 5.1IP 2ER 6H 2BB 5K
Romero(SV2) 1.2IP 0ER 3H 1K
Turner 2/5 HR(7) 2R RBI
Rendon 2/4 double BB R RBI
Murphy 2/4 double BB R RBI
Lind 1/4 HR(6) R 2RBI
Lobaton 2/3 HR(2) BB 2R RBI

前日投げたShawn Kelleyが今日になって背中が痛いと訴え、ますます戦力不足が顕著となったナショナルズのブルペン。ドラフトも終わったことでいよいよトレード戦線が動き出し、「ナショナルズがクローザーを獲得する」ことは当然のように語られ始めました。クローザーに関しては、(Koda Gloverの先日の派手なセーブ失敗が故障のせいであるとして)Gloverが戻ってくればひとまずは任せるべきだと未だに思っていますが、復帰の時期が見えないようではどうにもなりません。

と、まあそんなブルペンで今日は2人が頑張りました。まずはBlake Treinen。6回裏、先発のStephen Strasburgがこの回1点を返され、なお1死1,2塁としてしまったところでマウンドを降りた後を受け、内角へのシンカーでサードゴロ併殺打(5-3)を打たせる、Treinenの特性を活かした期待通りの投球を見せてくれました。やはりこういう場面でこそ光るのがTreinenなんですね。そしてもう1人、チームの救世主になる可能性を感じさせたのがEnny Romero。8回表にAdam Lindの2ランでリードが4点となったことで起用されたJoe BlantonがいきなりYoenis Cespedesにホームランを浴び、さらにランナーを出したところで登板(Blantonは本当にもうダメだと思います)。この回には2本のシングルを打たれて2点差に詰め寄られますが、Rene Riveraを空振り三振にとってピンチを脱出。そして、9回裏も1死からシングルを打たれはしたものの、最後はCespedesに5-4-3の併殺に打たせてゲームセット。セーブを記録しました。トレードで獲得した当初は制球に難ありと言われていましたが、そんなことは全然ありません。今日も無四球。これで100マイル近い速球をがんがん投げ込めるのですから、そうそうは打たれません。クローザーに定着するだけの安定感はまだ感じませんが(Gloverのほうが遥かに上)、セットアッパーとしては十分に計算できる投手となってきました。また、8回のピンチを切り抜けたシーンでの雄叫びも良かったですね。

打線は、1回表、Trea Turnerが先頭打者弾。2回にはJose Lobatonにもソロ。3,4回にも1点ずつ追加して、Strasburgをしっかり援護。Strasburgは、ややボールにキレがなく決め球にかけたため球数を要しながらも、何とか6回途中まで投げて最低限の仕事はしてくれました。

しっかりと先発投手に白星が付いての3連勝。いい感じです。

MVP: Enny Romero

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