2016/09/29

9/25 Harper 左手負傷退場

W10-7@PIT (Season 91-64)
Cole 2.2IP 3ER 1H 3BB 3K
Kelley(W) 1.0IP 0ER 2K
Melancon(SV13) 1.0IP 0ER 1K
Revere 3/6 2R 2SB(13,14)
Rendon 2/4 double BB R 2RBI
Robinson 2/4 BB RBI
Heisey 1/2 BB 2R RBI
Werth 1/1 HR(21) R 2RBI

前日の地区優勝決定、シャンパンファイトの余韻も覚めやらぬ中、しかも、未明の発生したマーリンズのJose Fernandezの事故死のニュースが試合直前に伝わった中で行われたこの試合。ちょっと普通ではない雰囲気だったようです。

1回表に相手エラーもあってナショナルズが3点を先制しましたが、その裏、先発のA.J. Coleの制球が全く定まらず三者連続四球で無死満塁とし、Jung Ho Kangのタイムリーなどで3失点し、振り出しへ。

2回は両軍無得点で迎えた3回表に、ある意味でこの試合の最大のハイライト、問題プレーが発生しました。先頭打者のBryce Harperの打球はライト線への三塁打コース。ライトからの返球はそもそも間に合っておらず更にレフト側に逸れていたため、三塁ベースコーチはスライディング不要のジェスチャーをしており、Harperもそのつもりで走っていました。ところが、Harperが三塁に到達する寸前で、パイレーツの三塁手Jung Ho Kangが送球を受けるフェイク。慌てたHarperが三塁ベースに近過ぎる位置からヘッドスライディングし、左手をキャンバスにぶつけ、その回限りで交代してしまいました。翌日の検査の結果、骨折はしていないという診断でホッとしましたが、ポストシーズンを前にヒヤリとしました。とはいえ、あのフェイクはケガを誘発するだけの全く不必要なプレーで、いわゆるメジャーリーグの不文律で禁止されているもの。当然の如く、次の回にKangに打順が回ってきたところでColeが報復。投球が頭の後ろを通ったため死球にはなりませんでしたが、両軍ベンチから出ての乱闘騒ぎ、Coleは退場となりました。これだから韓国人は・・・というコメントが出てしまうのは日本だけの話ではありません。ちょっとは国の代表だという意識も持てばいいのに。

試合の方は、Coleが3回途中で退場したあと細かい継投でつないで行きましたが、4回にMatt Latosが、7回にはKoda Gloverがそれぞれ2点を失い、5-7とリードされて終盤へ進みましたが、8回表にJayson Werthの2ランなどで一挙に5点を奪い逆転(まあ、打ったのがFelipe Riveroからだったのは何となく複雑な気持ちですが)。逆に3点リードし、あとはShawn Kelley、Mark Melanconのリレーで封じてゲームセット。

MVP: A.J. Cole

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