2016/06/10

2016 ドラフト(2日目)

ドラフト2日目。3順目から10順目までの指名がありました。

1日目に諸事情で指名されたなかった選手たちの中から思い切った指名を期待していましたが、期待以上にいい指名になりました。最初のカレッジ・シニア(=上限は低いが契約しやすい選手)が7順目まで出てこないなんて!

3. Jesus Luzardo, LHP, Douglas HS, Parkland (FL)
BAランキング50位の高校生左腕。昨年夏に97マイルを叩き出し、評価を上げたもの、3月にTJ手術を受け、現在リハビリ中。潜在能力(上限)は今ドラフトでナショナルズが指名した選手の中で最も高いと思われる。フロリダ大へのコミットメントがあるが、契約できるでしょうか。

4. Nick Banks, OF, Texas A&M
BAランキング88位の左打ちの両翼外野手。2年時に打撃で評価を上げたものの、昨年秋に背中を痛めてから低迷。この春も4月は今ひとつだったが、その後戻している模様。

5. Daniel Johnson, OF, New Mexico State
BAランキング222位。左打ちのセンター。3年生になった今季急速に評価を上げた選手。リードオフを務め、57試合で.382/.434/.630、12本塁打。29盗塁の走力は最高レベルの評価。リーグのMVPに選ばれています。

6. Tres Barrera, C, Texas
BAランキング285位。右打ちのパワーヒッターだが、引っ張り癖が強く、コンタクトが課題。捕手としての守備は強肩を含め、まずまずといった感じで、打撃を活かすためテキサス大でも三塁手や一塁手としても起用されていた。走力は平均以下。

7. Jake Noll, 2B, Florida Gulf Coast (SR)
BAランキング240位。ここで初めてのカレッジ・シニア(4年)。コンタクト重視の打撃と守備力の内野手。

8. A.J. Bogucki, RHP, North Carolina
BAランキング263位。ノースカロライナ大のブルペン投手。急速は90マイル台半ばまで出るようですが、スタッツを見ると、イニングを超える奪三振を奪っていますが、四死球、それにワイルドピッチが多いことが気になります。

9. Joey Harris, C, Gonzaga (SR)
BAトップ500外。守備力中心の左打ちの捕手。

10. Paul Panaccione, SS, Grand Canyon (SR) 
BAトップ500外。右打ちの遊撃手。

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