2016/05/10

5/9 Robinsonのサヨナラ弾でStrasburg契約延長を祝う

W5x-4 Tigers (Season 20-12)
Strasburg(ND) 7.0+IP 4ER 6H 3BB 11K
Kelley(W1-0) 0.1IP
Murphy 2/4 HR(5) R 3RBI
Robinson 1/1 HR(2) R RBI

カブスに4連敗、しかも最終戦は延長13回の末にサヨナラ負けを喫して戻ってきたホームでの一戦。

マウンドに上がったのは、Max Scherzerがピリッとしない中4勝負けなしとローテーションの軸として活躍中のStephen Strasburgでしたが、立ち上がり、先頭のIan Kinslerにストレートの四球を与えると、2死後、Nick Castellanosにレフトへの2ランを被弾。4回裏にDaniel Murphyのタイムリーで1点差に追い上げてもらったのに、直後の5回表にJ.D. Martinezにまたもレフトへ2ランを許し、1-4と差を広げられてしまいました。

という、まさにこのタイミングで入ってきたのが、「Strasburg契約延長に合意」の大ニュース。

この直後、偶然かもしれませんが、ギアが入ったようにStrasburgのピッチングが変わりました。6回表を2三振を含む三者凡退で終えると、その裏、Murphyの2ランで1点差。7回表は三者連続の空振り三振と圧倒。この時点で103球となっており、お役御免かと思われましたが、その裏、7,8番が連打で無死1,2塁としてくれたため送りバントのために打席へ。しかも、Strasburgの一塁線へのバントをAnibal Sanchezが握りきれずオールセーフで無死満塁となりました。

これで一気に逆転すればStrasburgが勝利投手になって、これ以上ないおめでたい日となるはずでしたが、残念ながらそう簡単には行きませんでした。Ben Revereの右中間への犠飛で同点にこそしましたが、なお1死1,3塁でAnthony Rendonは見逃し三振。Bryce Harperがまたも敬遠されて2死満塁となった後、Ryan Zimmermanは2球目の胸元への難しいボールに手を出しどん詰まりの一邪飛に倒れて勝ち越しはならず。

その後、タイガースに行きそうな流れを捕手Wilson Ramosのサードへの好送球などで何とか押し止め、迎えた9回裏。先頭のDanny Espinosaの見逃し三振でベンチから暴言を吐いたとしてHarperが退場処分を受けたことで球場全体がざわめく中、代打Clint Robinsonが2球目の速球を高々と打ち上げた打球はライトスタンド最前列に届く一発。あっけない形でサヨナラ勝ちとなりました。勝利投手はShawn Kelley。9回表2死走者なしで登板し、Ian Kinslerが初球を打ち上げ一塁ファールフライ。「1球で」勝ち投手になっています。

連敗ストップ。シーズン20勝目。さあ、どんどん行きましょう。

MVP: Clint Robinson

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