2015/05/25

5/24 Harperは守っても良し(+2打点)

W4-1 Phillies (Season 26-18)
Gio(W4-2) 6.1IP 1ER 7H 1BB 7K 
Storen(SV14) 1.0IP 0ER 1H 2K 
Harper 2/3 BB R 2RBI
Span 2/4 2double R 
Zimmerman 1/4 double RBI 
Lobaton 1/4 RBI  

前々回、前回と乱調だったGio Gonzalezですが、今日は粘りのピッチングができました。初回、2回はいずれもシングルを打たれながら6-4-3の併殺。最大のピンチとなった4回も2安打1四球で1点を失いながら、続く打者を三振で切り抜けました。5,6回はいずれも1死から二塁打を打たれましたが、やはり後続を断ち無失点。7回表に1死からシングルを打たれて降板するまで、集中を切らすことなく投げ続けました。

ただし、この試合の影の功労者は捕手のJose Lobaton。特記しておきたいのは、1点を先制された直後の4回裏にセンター前へのタイムリーヒットを打ったことではなく、捕球技術。ハイライト動画の中から見つけるのはなかなか困難ですが、3回表と7回表の最初の打者の三振に見られるように、低めのボールをうまくミットの先で捕球してぐいっと引き上げ「ストライク!」のコールをもらっていました。いわゆる「フレーミング」という技術。これでGioがだいぶ助けられたように思います。もちろん大事な場面で低めにコントロールした大きなカーブでいくつもの空振り三振を奪ったGioもナイスピッチングでしたが。

一方、この試合の表の功労者はやはりBryce Harper。3打数2安打1四球。唯一の凡退打席が1-1の同点で迎えた5回裏無死3塁からの打点付きとなるショートゴロ。7回裏には2死3塁から詰まりながらもレフト左へ落とすタイムリーで貴重な追加点(続くRyan Zimmermanの二塁打で生還)。守っても、Gio降板直後の7回表1死1塁の場面で、ライト前へのハーフライナーの打球にチャージし、ワンバウンド捕球ながら2塁へ送球して封殺。ピンチの芽を未然に防いでくれました。

Gioの後は小刻みな継投で7,8回を無失点で終え、最後はDrew Storenが圧倒(二塁打を1本打たれましたが)。Storenはナ・リーグ単独トップの14セーブ目。このフィリーズとのシリーズも2勝1敗で勝ち越しに成功し、これで8シリーズ連続の勝ち越し(4連戦、2連戦もタイではなく勝ち越し)となりました。

MVP: Bryce Harper

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