2015/05/21

5/20 ひどい審判にも負けず単独首位

W3-2 Yankees (Season 24-17)
Zimmermann(W4-2) 7.0IP 2ER 5H 1BB 6K
Storen(SV12) 1.0IP 0ER 1H 2K
Span 2/4 RBI
Desmond 1/4 HR(4) R RBI
Moore 1/3 HR(3) BB R RBI

序盤からストライク・ボールの判定でおかしなものがあった主審のMarvin Hudsonでしたが、3回裏のBryce Harperへの退場コールはもはや理解不能。初球、低めへの変化球をストライクとコールされたことに対して不満げな表情を見せ、いったん打席を外したHarperでしたが、特に遅延させることもなくバッターボックスに戻りました。ここでベンチのMatt Williams監督がベンチから野次を飛ばし、それに対してHudson主審が退場をコール・・・誰もがWilliams監督が退場させられたと思いましたが、なぜか退場の対象は成り行きを見ていただけのHarperでした。Harper本人もなぜ?という表情でしたが、激昂したのはWilliams監督。Hudson主審に詰め寄り、口論した末に、ホームプレートに砂をかけて堂々と退場していきました。特に何か暴言を吐いた様子もなく、なぜあのタイミングでHarperが退場させられなければならななかったのか、まったく理解できません。Harperへの緊急代打Michael Taylorを含む4者連続で見逃し三振をコールされるなど、あまり言いたくないですが、ひどい審判でした。

そんな試合でしたが、結果は見事な逆転勝利。

立ち上がりの1回表に1,2番の連打から2点を失ったJordan Zimmermannでしたが、2回以降7回までは3塁も踏ませない素晴らしいピッチング。前回登板に続き、いい感じです。堂々の4勝目。

打線は、1回裏にIan Desmondが2試合連続となる初回本塁打で1点。HarperとWilliams監督の退場後の4回裏にTyler Mooreがレフトスタンドへの同点ソロ。同点で迎えた7回裏1死1,2塁で(まだ88球だったのでリードしていれば続投だったはずですが)Zimmermannへの代打Dan Ugglaが四球を選んで満塁とした後、Denard Spanが緩い当たりながら三遊間を抜くタイムリーを放って勝ち越しに成功しました。

この後、なお1死満塁のチャンスではDesmondが三振、Yunel Escobarが三ゴロに倒れ、追加点はなりませんでしたが、この1点があれば十分。8回はMatt Graceが無失点で終え、最後はDrew StorenがA-Rodを見逃し三振で締めくくりました。

ヤンキース2連戦を2勝で終え、5連勝。カージナルスに大敗したメッツを置き去りにして地区単独首位に立ちました(今季初)。

MVP: Denard Span

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