2015/04/29

4/28 Ugglaの活躍で8点差を逆転勝利

W13-12@ATL (Season 8-13)
Cole(ND) 2.0IP 4ER(9R) 9H 1BB 1K
Treinen(W1-2) 2.0IP 1ER 2H 3BB 1K
Storen(SV) 1.0IP 0ER 1H
Uggla 3/5 triple HR(1) 2R 5RBI
Span 5/6 3double HR(1) 4R RBI
Lobaton 3/4 HR(1) BB 3R 3RBI

いやはや何からどう書いていいのか分からない壮絶なゲームとなりました。

先発はメジャーデビューのA.J. Cole。ライブ中継を見ながら書いた記事もご覧頂ければと思いますが、結果は惨憺たるものでした。チームが逆転してくれたことで負け投手を免れたことがさめてもの救い。本人の心理的ダメージが心配ですが、次の機会に向けてマイナーでしっかり頑張りましょう。

Coleが投げ終えた(2回終了)時点で1-9と8点のビハインド。3回表に1点を返したものの4回裏に1点取られて、4回終了時点でもやはり2-10と8点を追いかける展開でした。

が、それでも諦めなかった今日のナショナルズ。5回表、Jayson Werthの今日2本目の犠牲フライで1点を返した後、2死1,2塁からJose Lobatonが流し打ちでレフトスタンドへ運ぶ1号3ラン。6回表にはDenard Spanがやはり1号ソロを打ち、3点差まで詰めました。その裏に2番手として投げていたTanner Roarkがつかまり、1点を失ったものの、なお無死1,2塁のピンチで送られたMatt Thorntonが後続を断って望みをつなぎました。この6回終了時点で11-7の4点差となっていました。

ここから、今日の主役、Dan Ugglaの活躍が始まります。まずは7回表、2つの四球から作った2死2,3塁のチャンスで打席に入ると、カウント2ボールから外寄りのボールを叩いて右中間を深々と破る三塁打。続くReed Johnsonの二塁打で生還し、1点差まで詰め寄りました。そして、2点ビハインドとなって迎えた9回表。1死1,2塁。ブレーブスのクローザーJason Grilliに0-2と追い込まれましたが、3球目高めの速球を振りぬくと、打球はレフトスタンド中断まで届く逆転3ランショット!ナショナルズベンチはお祭り騒ぎになりました。今さら書くまでもありませんが、Ugglaは元ブレーブス。長期契約を結びながらあまりの不振に見限られ、昨季途中で解雇された選手。今季はマイナー契約からナショナルズのロースター入りを果たしましたが、依然として今季年俸の1200万ドル以上をブレーブスからもらっている身。打席に入るたびにアトランタのファンからブーイングを浴びていましたが、それも発奮材料になったんでしょうか。

1点リードの9回裏はDrew Storenが登板。今日も4安打とナショナルズには滅法強いFreddy Freemanもきっちり打ち取り、無失点でゲームセット。予想をはるかに上回る展開での逆転劇となりました。8点差の逆転は球団記録だそうです。

形はともあれ、連敗を6でストップ。この試合がシーズンのターニングポイントになるのではないかと期待します。

MVP: Dan Uggla

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