2015/04/23

4/22 若手ブルペン苦闘中

L5-7 Cardinals (Season 7-8)
Fister(ND) 6.0IP 4ER(5R) 7H 2BB 3K
Grace 1.0IP 0ER 1BB
Treinen(L0-2) 1.0IP 1ER 2H 2BB 2K
Martin 1.0IP 1ER 2H 3K

先発のDoug Fisterが序盤で大量失点。初回、2回と続けざまに本塁打を被弾して計3失点。3回にも2失点で計5失点。Ryan Zimmermanのタイムリーエラーもありましたが、それ以前にいい当たりを打たれ過ぎ。らしくもない四球も含め、かなり調子が悪かったように見えました。それでも、4、5回にもランナーを背負いながら失点は許さず、6回は三者凡退。試合を壊さなかったのはさすがというべきでしょうか。

序盤で5点のビハインドを追いかけることとなった打線でしたが、3回裏に反撃し、打者一巡の5得点で同点に追いつきました。1死から、Fister、Denard Span、Ian Desmondの3連続シングルで満塁とすると、Jayson Werthの犠飛でまず1点。これで2死となりましたが、Bryce Harperが歩いた後、Zimmermanが一二塁間への内野安打でもう1点。さらに続く満塁で、前夜のヒーローYunel Escobarがレフトのコーナーへ走者一掃の二塁打を打ち同点としました。これだけの集中打を見せ5点差を追いついたのだからナショナルズに流れが来ても良かったのですが、残念ながらそうはいきませんでした。4~6回はランナーを出すもののカージナルスの二塁手Kolten Wongの2度の好守に阻まれて得点ならず。7回以降は全く手が出せない感じのまま終わってしまいました。

Fisterの後を受け、7回には今日昇格してきたばかりのMatt Graceが登板。2死から右打者のMatt Holidayに四球を与えたものの、対戦した3人の左打者を完全に打ち取る上々のデビュー戦となりました。しかし、同点のまま迎えた8回、Blake TreinenがWongにタイムリー二塁打を打たれて勝ち越しを許すと、9回にはRafael MartinがMatt Adamsに右中間へ運ばれ2点差。Treinenは速球が走っていませんでした。スプリングトレーニングであれだけ良かったのに、どうしたんでしょう。同点で迎えた終盤にルーキー(Treinenは昨季ぎりぎりで卒業していますが)ばかり3人並べなければならないというのは苦しいチームのブルペン事情を表しているようですが、3人にとってはチャンス。この経験を経て、頼りになる投手に育ってくれることを期待したいですね。

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