2014/07/30

729 無死満塁 Espinosa の空振り

L0-3@MIA (Season 57-47)
Strasburg(L7-9) 7.0IP 1ER 4H 2BB 4K
Harper 2/3 BB

2回表のDanny Espinosaの打席、もっと言えばその初球が試合のターニングポイントでした。

立ち上がりから制球が定まらずアップアップだったマーリンズ先発のHenderson Alvarez。2回表、四球、シングル、四球で無死満塁。たまらずマーリンズベンチからコーチが飛び出すほど追い詰めていました。ここで一気にノックアウトしていれば、あるいはせめて1点でも取っていれば、全く違う試合になっていたはずでした。

しかし、ここで打席に入ったEspinosaが、Alvalezの初球、明らかに外低めのボール球のチェンジアップを強振し、空振り・・・。なんでや・・・。真ん中にストレートを置きにきたなら叩くのも分かるが、あの場面であの難しいボールを空振りして投手を助けるなんて・・・。後から思ったわけではなく、試合の流れが変わる1球だな、その瞬間に誰もがそう思った1球でした。

案の定、Espinosaは三振。続くNate McLouthもいい当たりながら三塁手正面(笑)。投手のStephen Strasburgに期待するのも酷というもの。その、Strasburg、またも勝ち星は付かなかったもののよく投げました。6回裏にGiacarlo Stantonにタイムリーを打たれて1失点したものの7回1失点と十分の内容。

1点差で迎えた8回裏、ここでWilliams監督が不可解な継投。2番手で送り出されたのは前日にサヨナラ打を打たれていたJerry Blevins。わずか1点差、勝利への執念を見せるなら、Tyler ClippardやDrew Storenを投入しても良かったはず。なのに、Blevins。シングル、ダブルで実にあっさりと追加点を許し、送りバントで1死3塁とされて降板。なんのために出てきたんだか・・・。

9回表に2死ながら1,2塁とし、打者Denard Spanがライト前にヒット。3点ビハインドでは突っ込んでもしかたがないので3塁に止まりましたが、もし1点差なら同点タイムリーになっていたはずだったのに・・・。結局続くAnthony Rendonが三振で完封負け。

昨日の大逆転負けの後だけに、すっきり勝ちたかったのに、色々とフラストレーションの溜まる試合となってしまいました。返す返すもあのEspinosaの打席が悔やまれます。どんなに守備が良くても、いい加減にしてほしい。

0 件のコメント: