2014/04/24

4/23 9回裏に3点差をはね返してサヨナラ

W5x-4 Angels (Season 12-10)
Gio(ND) 5.0IP 2ER 4H 3BB 5K
Storen(W2-0) 0.1IP H BB K
Werth 1/5 double R 2RBI
LaRoche 3/4 RBI
Lobaton 1/4 HR(1) R RBI

前半戦の主役はGio Gonzalezでした。1回表にいきなり1死満塁のピンチを作りましたが、ショートライナー併殺で幸運に切り抜けると、2回裏に自ら先制タイムリーを打って波に乗り、3,4,5回はいずれも三者凡退。まだ70球ということもあり、今日はこのまま7回か8回まで投げてくれそうな雰囲気でした。

ところが6回表、先頭のMike Troutに四球を与えると、続くAlbert Pujolsにレフト線を破られる二塁打を打たれ、一塁からTroutが一気に生還。同点とされたところで降板となりました。それでもまだ83球しか投げていなかったためいぶかりましたが、案の定、5回表を終えた時点で肩の違和感を訴えていたそうです。肌寒い気候の影響だろうと、本人もベンチもあまり心配していないようですが、次回登板を見るまでは安心できません。ともかく、前半が素晴らしかっただけにもったいない登板となりました。

ここから9回裏までは完全にエンゼルスのペース。代わったAaron Barrettが、Erick Aybarにタイムリーを打たれて逆転を許すと、続く7回にも2死3塁からワイルドピッチでもう1点(Barrettの今季初失点)。さらに、9回表にもエラー絡みで2死1,2塁となってマウンドに上がったDrew StorenがTroutにタイムリーを打たれて、4点目。この間、打線は毎回2塁までランナーを進めながらチャンスで凡退という拙攻を繰り返し無得点。はっきり言って敗色濃厚の展開で9回裏を迎えました。

1-4で迎えた9回裏。今季ここまで必ずしも支配的とはいえないエンゼルスのクローザーErnesto Frieriに対し、先頭打者のJose Lobatonが今季1号ソロをライトのブルペンに打ち込みまず1点。1死後、シングルのDenard Spanと四球のAnthony Rendonを1,2塁に置いて、打席にはJayson Werth。カウント3-0となって1球見るかと思われましたが、内に来た速球をフルスイングすると三塁線を抜ける二塁打となり2者が生還。エンゼルスベンチはたまらずFrieriからFernando Salasにスイッチしましたが勢いは止められず、続くAdam LaRocheが初球をあっさりとレフト前に運び、Werthがサヨナラのホームを踏みました。

勝ったとはいえ、それもサヨナラ勝ちだったのに、なんだか勝った気がしません。まあ、勝ったはずだった1戦目を落とした分を取り返したという感じでしょうか。ともかく、辛うじてスウィープを逃れました。

なお、注目されたBryce HarperとTroutの対決という点でまとめておくと、Harperが11打数1安打1四球に終わったのに対し、Troutは14打数5安打。ともにホームランなし。ということで、チーム成績同様、軍配はTroutに上がりました。次は、いつかな。

MVP: Jayson Werth 

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