2014/04/19

4/18 接戦を制し、対カージナルス連敗ストップ

W3-1 Cardinals (Season 10-7)
Gio(W3-1) 7.0IP 1ER 4H 1BB 7K
Soriano(SV4) 1.0IP 0ER 1BB
Rendon 1/4 HR(3) R RBI

昨夜の最悪の試合の後Williams監督の下でチームミーティングが開かれ、気合を入れなおしたナショナルズ。空回りの懸念もありましたが、この試合では攻守ともに気迫あふれるプレーを見せ、ミーティングの効果ありの結果となりました。

ナショナルズGio Gonzalez、カージナルスMichael Wachaの両先発がともに好投し、息詰まる投手戦を展開。3回裏にAnthony Rendonのレフトへの一撃でナショナルズが1点を先制したものの、直後の4回表にカージナルスも3連打で同点とし、1-1で試合は膠着状態のまま終盤へ。Gioは結局5、6、7の3イニングを1人のランナーも出さずに乗り切り、打線の援護を待ちました。開幕から調子の上がってこない先発陣にあって、今日はよく投げてくれました。

そのGioを援護したい打線でしたが、Wachaの前にほとんどランナーを出せず。7回裏にAdam LaRoche、Ian Desmondの連打にカージナルスのバント処理ミスが重なり無死満塁のチャンスを作りましたが、ここでNate McLouthが三振、Jose Lobatonが投ゴロ本塁封殺で2死満塁。これだけの大チャンスで点を取れないという事態(=負ける流れ)を覚悟しましたが、意外な形で勝ち越し点を得ました。打者Zach Waltersの場面で、名手Yadier MolinaがWachaの投じたショートバウンドとなるチェンジアップを一塁ベンチ方向へ弾くと、これを見た三塁ランナーのDesmondが、微妙なタイミングながら果敢な走塁で本塁に突入。タイミングもセーフでしたが、Molinaの送球が悪送球となり、都合2点を奪い取り、3-1とリードすることに成功しました。

こうなれば残り2イニングをブルペンが守りきるだけ、ですが、開幕からやや調子が出ないTyler Clippardが今日もだめでした。8回の頭から投入されながら1死2,3塁のピンチを作って降板。かなり苦しい雰囲気となりましたが、ここでマウンドに立ったDrew Storenが素晴らしい仕事をして、チームを救ってくれました。まずは3番のMatt Hollidayを一塁Adam LaRocheへのファールフライ、続くAllen Craigをどん詰まりのショートゴロに打ち取りました(Desmondがクリーンに処理)。中継を見ていて最もハラハラしたシーン。どれほど大事な場面だったかは、この動画のラストのLaRocheのポーズが物語っていることでしょう。この場面を乗り切ったStorenこそが今日のMVPでしょう(Gio、Desmondとも迷いましたが)。

最終回はRafael Sorianoが危なげなく締めてゲームセット。カージナルス戦の連敗を8でストップしたことはもちろん、前夜の最悪の試合のイメージを払しょくすることができて(ズルズルいかなくて)本当に良かったと思います。

MVP: Drew Storen

0 件のコメント: