2013/04/16

4/15 Zimmerman(n)の活躍で連敗脱出

ボストンで爆弾テロ事件がありました。かつて、現場のほんの500メートルほどの距離に住んでいた私にとっては日常だった町並み。マラソンのゴールも毎年観に行っていました。しかし、立ち上る煙、血みどろの路面、運ばれる負傷者、画面に流れる映像は市街戦のようでした。

この日は、レッドソックスの試合がフェンウェイで午前11時から始まり、その後マラソンが行われるボストン市民にとって特別なお祝いの日(もともとは独立戦争関連の州祝日ですが、今はマラソンの日)。春の柔らかな日差しの下、特にレッドソックスがサヨナラ勝ちした直後とあって、街中が平和な笑顔にあふれていたはず。そんな雰囲気を2発の爆弾がぶち壊しました。死者2名、負傷者100名以上の大惨事。来年以降は、ただ笑顔で過ごせる日ではなくなってしまいました。

犠牲者とご家族にに心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。

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W10-3@MIA (Season 8-5)
Zimmermann(W3-0) 9.0IP 3ER 6H BB 6K
Zimmerman 2/5 HR(1) 2R 4RBI
Desmond 4/5 2double 2R
Span 2/5 R 2RBI
Werth 2/3 2R
Suzuki 2/3 double BB R
Moore 2/5 double R 3RBI
Lombardozzi 2/5 double R RBI

大勝で連敗脱出。相手が弱いだけかもしれませんが、まずはほっとしました。

今日のヒーローは投打の両Zimmerman(n)。

まずはRyan Zimmerman。3連敗中は毎日エラーを記録していた上、打撃も不振でこの試合の前の打率は.220。しかし今日は違いました。初回無死満塁で迎えた打席でセンター前に先制2点タイムリー。簡単に追い込まれながら、しぶとく低めの球を弾き返しました。さらに、6-0とリードした4回表には2死1塁で相手ピッチャーの代わり端の初球を叩き、レフトの客席へ文句なしの今季1号を放り込みました。高々と上がった素晴らしい一打。守備も今日は9回の最後の打者のゴロをきれいにさばくところまで、安定していました。

Zimmerman以外もよく打ちました。投手捕手以外は開幕以来ほぼ不動のメンバーで戦ってきましたが、今日はちょっと打順変更。手の故障のDanny Espinosaに代わってSteve Lombardozziが入り、あまり調子が上がっていない上に対左投手ということで今日はお休みとなったAdam LaRocheに代わって、Tyler Mooreが先発。2人揃って2安打を記録。Tyler Mooreはようやく今季初安打。ほっとしたことでしょう。Ian Desmondは4安打の固め打ちで、シーズン打率を.267から1日で.320まで上げました。

先発のJordan Zimmermannは序盤から快調。5回までは許したランナーも併殺で消して、最小限の15人で片付けました。10-0とリードしてもらった後の6回裏に2死から連打で2点、7回裏にも三連打で1点を失いましたが、大量リードに守られて悠々の投球。103球で9回を投げ切り、メジャー初完投勝利(これまでの完投は2011年6月29日に当時エンゼルスのDan Harenに投げ負けた0-1完投負けが一度)。

MVP: Ryan Zimmerman

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