2012/05/26

5/25 天敵Hudsonから7点

W7-4@ATL (Season 27-18)
Detwiler 4.1IP 3ER 5H 4BB 5K 3.88
Wang(W1-0) 3.0IP 1ER 3H 3.00
Clippard(S2) 1.0IP 0ER 2K 3.00
Zimmerman 2/4 2double R 3RBI .256
Desmond 1/3 R 2RBI BB .276
Ankiel 2/4 triple 2RBI K .241

まだこういうことを言うのは早いのですが、ナ・リーグ東地区で首位のナショナルズと、1ゲーム差で追うブレーブスの3連戦。

初戦のブレーブス先発は、この試合前まで通算で13勝3敗、防御率2.09と抑え込まれていたTim Hudsonで苦戦が予想されましたが、意外にもしっかり攻略しました。1回表1死からBryce Harperの強烈なライナーのセンター前シングルと、Ryan Zimmermanのセンターオーバーのダブルで2,3塁のチャンスを作ると、Adam LaRoche三振の後、Ian Desmondがゴロでセンター前に抜けるタイムリーを打ってまず2点。さらに死球を挟んで、Rick Ankielが左中間へ三塁打。計4点を先制しました。Ankielの打球はあわやフェンスオーバーという打球。流し打ちであれだけ強い打球を打っていれば、成績は向上してくるはずなんだけど。

4点も先制してもらい楽に投げられたはずのRoss Detwilerでしたが、今日もピリッとしませんでした。初回から制球に苦しみ1失点ながら4回裏終了時点で既に89球。5回裏も1死2塁から四球を与えたところで100球に到達し、勝ち投手の権利を得ることなく降板させられてしまいました。前々回、前回に続き結果を残せず。ローテーションから外されても文句は言えない立場に自ら落ち込んでしまいました。試合後のJohnson監督のコメントも、かなりネガティブでした。

その5回裏1死1,2塁でマウンドを託されたのが王建民。いきなり初球をMatt Diazに叩かれ、右中間を抜ける2点タイムリー(いずれもDetwilerの自責点)で1点差と迫られましたが、AnkielからDesmondを経由してZimmermanへの送球でDiazは三塁タッチアウト(動画)。1死2塁あるいは3塁となるはずが、2死走者無しとなったわけで、大きなプレーでした。王建民は今季初登板。93マイル前後のムーブする速球(シンカー)が効果的で、制球も良く、安心して見ていられました。

とはいえ、1点差。2回以降はHudsonにいいように封じられており、2回から6回は2塁さえ踏ませてもらえず。7回表を迎えた時点ではどちらかと言うとブレーブス側に流れは行っていたように思いました。しかし、その7回表。簡単に2死となりましたが、代打を送られなかった王建民が四球で出塁すると、1番のSteve Lombardozziがライト線への二塁打。この場面でブレーブスベンチの選択は、Harperを敬遠気味に歩かせること。2死満塁となり打席に入ったのはZimmerman。なめられたと感じたはず。簡単に2ストライクまで追い込まれながら、3球目、外への変化球を上手くバットに乗せると打球は左中間を真っ二つに破る走者一掃の二塁打で見返すことに成功。7失点でHudsonを降板させました。

Photo by AP
あとはナショナルズペースでのクルージング。8回裏に王がJason Heywardにソロを打たれて3点差になりましたが、Sean Burnett、Tyler Clippardとつないで、危なげなく勝利をものにしました。

MVP: Ryan Zimmerman

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