2012/05/17

5/16 LaRoche様のおかげです

W7-4 Pirates (Season 23-14)
Gio(W5-1) 7.0IP 3ER 4H 2BB 10K 2.22
H-Rod(S9) 1.0IP 0ER K 4.32
LaRoche 3/4 double HR(7) R 4RBI K .339
Harper 1/3 triple 2R BB 2K .238
Desmond 1/4 HR(5) R RBI 2K .276

Photo by the Associated Press
Adam LaRocheが3安打4打点。しかもまた、いいところで打ってくれました。2-1と1点リードの6回の第3打席、左腕のErik Bedardからライトスタンドへ一直線のソロ本塁打を放つと、7回表に2点を返されて4-3と再び1点差まで迫れらた7回裏には、2死満塁から初球をライト線へ運ぶ走者一掃の3ラン二塁打。事実上この一打で試合は決まりました。ちなみに、これがメジャー通算1000本目の記念の安打。勝負強さは驚異的。シーズン29打点はナ・リーグ3位タイです。スロースターターの悪評もどこへやら。LaRocheがいなかったら、故障者だらけのナショナルズ打線はどうなっていたでしょうか。昨季とは雲泥の差で、来季の契約オプションの話がもう出始めています(笑)。

ただ、今日に関して言えばLaRoche以外の打線もそれなりに機能しました。初回1死から今日は2番センターで起用されたBryce Harperがあわや3試合連続弾かというライトフェンス直撃の三塁打(メジャー初)で出塁すると、3番のRyan Zimmermanがきっちり内野ゴロを打って先制。3回にはIan Desmondがレフトスタントに突き刺さるライナーのソロ、6回のLaRocheのソロに続いて、Xavier Nadyが二者連続となる本塁打。着実に加点していきました。

先発のGio Gonzalezは、なぜか8番打者のJosh Harrisonにだけは相性が悪くタイムリーと2ラン(今季1号、メジャー通算でも2号)で全3点を献上しましたが、それ以外は支配的な内容で10奪三振。シーズン60奪三振は、マリナーズのFelix Hernandezにわずかに1つ届かないだけで、ナ・リーグではトップの数字です。

そして3点リードで迎えた最終回、マウンドにはH-Rodが送り出されました。先頭打者にDesmondのエラーで出塁されて緊張感が高まりましたが、続く打者を99マイルの速球で空振り三振。最後は、Harrisonを5-4-3の併殺に討ち取り(Zimmermanの好守に助けられたというべきかもしれませんが)ゲームセット。連投の場合に比べて格段に制球が良かったと思います。連投を避ける、ということなのかなあ。

MVP: Adam LaRoche

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